こんにちは、ニモです。
今回は、台湾留学時や長期滞在時に必要な居留証(ARCカード)の取得について書いていきたいと思います。
居留証(ARCカード)の取得期限
私の場合は、日本で奨学金の採用が決まってから、日本で居留ビザの発行までを完了させた状態で台湾に行くことになりました。
日本でビザを発行してもらう時にも言われますが、台湾に入国してから15日以内に居留証(ARC)を取得しないといけません。
もしこれが間に合わないのと1,000元~2,000元の罰金になるとのこと。
なので、台湾で生活するなら絶対に必要なものなんです。
居留証(ARCカード)って何?
ちなみに、居留証(エーアールシーカード)て何なの?と思っている方もいるかと思いますのでざっくり書いておきたいと思います。
居留証は、日本的に言うと外国人登録証みたいな感じですね。
このカードを持っていると、台湾に正式に住んでいる外国人としての身分証明書として使うことができます。
なので、台湾人と同じように携帯電話の料金を携帯電話のプランを契約できたり、台湾から旅行に行くときや日本に一時帰国する時などの出入国の時に台湾人と同じように「レジデンスレーン」を利用することができてめっちゃ便利です!
移民局はめっちゃ混むから気をつけて
ちなみに、移民局はめっちゃ混みます。
まぁ、みんなが同じタイミングで学校なりに入学して、移民局にくるので当たり前かもしれませんが。
私が作ったのは、8月の終わりか9月の頭くらい。
その時期以外に手続き可能ならもっと空いているみたいですが、私は学生ビザで行き、「入国してから15日以内に移民局で手続きしてくださいね」という内容だったので時期を選ぶことができなかったんです。
待ち時間があまりのも長いのが嫌で結局私は、三回目行きました。苦笑
1回目は、学校のオリエンテーションが終わってからその流れで行きました。でも、他の学生なども同じタイミングで来ていて、めちゃ混み状態だったので移民局に入った瞬間に「あ、これは無理だな」悟り、次の日来ようと思いました。
2回目は、次の日に9時半くらい行きました。
移民局は、朝8時からやっているのですが、その日は少し寝坊してしまい、9時半少し前くらいにつきました。「まぁ、この時間なら大丈夫だろう」と鷹を括っていたのですが、入ってみるとその時点で2時間くらい待ちそうな感じでした。
ちょっと待つのだるいな、と思ったので、その次の日にまた行くことに。
そして、3度目の正直でその次の日の朝7時53分くらいに移民局に着いたのですが、そのときすでに入り口の前には10人くらいは並んでいました。
結局、その時間に行っても、待ち時間2、30分くらいといった感じでした。
なので、待ちたくない人は、暇つぶしができる物を持っていくか、完全に朝一で行くことをお勧めします。
移民局の場所・営業日
移民局(正式名称:内政部移民署)の最寄り駅は、「MRT小南門駅」となっています。
住所と営業日は以下の通りです。
変更の可能性もあるかもしれないので、念のためご自身で確認してください。
営業日・時間:平日月から金の8時から17時、土日休み
英語:No. 15, Guangzhou Street, Zhongzheng District, Taipei City, 100
中国語:100台北市中正區廣州街15號
居留証(ARCカード)取得に必要なもの・手順
必要なもの
今回、私がやったように日本で居留ビザを取得して台湾に入国して15日以内に居留証(ARCカード)に切り替える場合に必要だったものは以下の通りです。
・申請書(外國人居(停)留案件申請表)
・写真(サイズは4.5cm×3.5cm)
・パスポートの写真&居留ビザのページ(原本、コピー)
・奨学金証明書(原本&コピー)
・大学の入学証明書(原本&コピー)
・申請料(1000元)
申請書やコピー機や写真機は移民局内にありますので、まだ台湾に来たばかりで慣れてない場合は、慌てずに移民局で手に入れましょう。
赤字のものだけ持っていけば大丈夫です。(奨学金証明書は、該当者のみ)
ただ私は、ビザ申請の時に使用した写真の余りを持ってきていたのでそれを使いました。
なので、この記事を日本で読んでいるのならビザ申請時に撮った写真の余りを持ってくることをお勧めします。
(ビザサイズなら切って提出できますが、日本の履歴書サイズだと小さて受け取ってもらえないかも…)
ちなみに、一度ワーキングホリデーや他のビザで入った状態でビザの種類を変更する場合は、以下の書類が必要になる場合があります。
在学証明、出席証明 成績証明
全て、学校で発行可能なので行く前にあらかじめ発行しておくと良いと思います。
手順・流れ
私が行ったときは、入り口付近に係の人がいたので、ARCカードを取得しにきたというと係の人が色々教えてくれました。
やることとしては、
申請書の記入→順番待ちの番号の発券→窓口で対応してもらう
といった流れです。
基本、係の人がいるのでわからなければさっさと聞くといいと思います。
ARCカード関連だけではなくその他の業務も行われているので、わからない場合はテキトーに発券せずに聞いた方がいいと思います。でないと、無駄に待つことになります。
順番は待つことになりますが、私の時の窓口の担当な方は迅速にかつ「奨学金受給などのために急ぎで必要」などと言っても他のオプションを提示してくれたり、かなり色々助けてくれました。
(ありがとうございました!)
なので、ビザやARC関係でビクビクしている人も不安にならずに行ってみるといいですよ。
居留証(ARCカード)受け取りは簡単だし、並ぶ必要がないので早い
居留証(ARCカード)の申し込みは、上記の流れ通りにやれば終わったわけですが、その場では居留証(ARCカード)を手に入れることはできません。
結論から言うと、ARCを受け取るまで二週間(14日間)はかかります。
申し込みが終わった時点で、窓口の人から受け取り用の用紙をもらうので失くさずにしまって置きましょう。
この紙とARCカードを引き換えることになります。
二週間後に、この引換用紙(とパスポートもいるかも?)を持って移民局に再び訪問します。
受け取り時は、申し込み時と違って待つ必要はないのですぐに終わりますのでご安心を。
受け取りは、移民局入って左側にあるカウンターでできます。
その場で、書類のチェックをしてカードを渡されます。
奨学金受給などのために急ぎで身分証が場合
ちなみに、私の場合、学校の台湾華語文奨学金担当の方から「○○日までに郵便局の口座を作って、学校に口座番号を提出してね」と言われていたので、その期限まで口座作成のためにARCカードが必要でした。
ですが、「ARCを受け取るまで二週間(14日間)かかる」と言われ、どうしたらいいのかと窓口の係りの人に尋ねると、「中華民國統一證號基資表」という住民票的な物を発行してもらい、それで代用できるとのこと。
なので、結局この「中華民國統一證號基資表」を持って郵便局で口座を作ることになりました!
このやり方でも問題なく郵便局の口座が作れたので同じ境遇の人は安心してくださいね。
まとめ
というわけで、私が実際に移民局に行って居留証を手に入れたやり方を書いてきました。
移民局内に申請用紙や写真機・コピー機などもあるので、基本的には書類集めにそこまで苦労すると言う事はないと思います。
最大のネックは待ち時間だと思いますので暇つぶし道具を持っていくのを忘れないようにしましょう!笑
私の場合は、「入国してから15日以内に移民局に行き居留証を申請してください」と言う制約付きだったので、少しプレッシャーを感じていましたが、やってみるとさほど難しさはありませんでした。
なので、これを読んでいる同じ境遇の皆さんもぜひ安心してやってみてほしいと思います。参考になれば幸いです。
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